2 クリアリングゾーン

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2 クリアリングゾーン

初心者でもベテランでも必ず通過する
最初の状態がノイジーゾーンでしたね?

分析、想像、妄想、そして予定(←これが一番出てくるなら過密気味)

企業の新人さん研修や役員研修を手がけた時も
ほんっとに辛そう苦しそうな方もいました。

静かにじっとしていること自体に慣れていない。
頭は先へ先へといきたがる。

動いていないと落ち着かないマグロちゃん質

一方で、言われた通りにピシっと坐る方は
すぐそばで観察していても

「はいっていってる」のが感じ取れます。

どこに?

2 クリアリングゾーン です。

本人は、本人である意識がだんだん遠のきます。
(脳の一部はメチャメチャ冷静で俯瞰的です)

明らかに身体症状にサインが出てきます。

老若男女
万国共通です。

7−8年前、通訳を介してデンマーク人に
手ほどきした時も、その状態にインしてました。

身体症状のサイン

なんだと思います?

「視界の変化です」

伝統禅は目を絶対に瞑らずに、
優しい心で柔らかく一点集中をします。

ノイジーゾーンを通過すると

眼がみている風景に
「光」が生まれてきます。

壁を見つめている場合は
壁が模様に見え始めて光化したり
かすかな凹凸が立体化してきて光化します。

呼吸とともに動きますので
一定でなく、生きものように光は動いています。

みていて可愛いです。

これは神秘体験でもなんでもありません。

 老若男女
 万国共通

誰にでも起こる「ふつうの体験」です。

といいますか、セットアップが終わり
これで坐禅がスタートです。

ところが、指導者につかないと
この程度で特別な体験をしたかのように「勘違い」します。

エゴイスティックでしょ?
これを「魔境」といいます。
(魔境にもいろいろあります)

もし、クリアリングゾーンに入ったら
あんまり頭でアレコレ考えないで

光と遊んでみる 戯れてみる

ぐらいの気持ちで心を緩めてみることです。

(ま、アレコレ考えたくなってきますがね)

その心で日常に帰ってみたらと想像してみましょう。

深刻にしすぎていないか
もっと楽しんでいい! 

心に許可が出てきますから。

そして、クリアリングゾーンを通過すると

 3 ワンネスゾーン

に突入します。

禅ならではの感覚
マインドフルネスとの違いを色濃く実感するゾーンです。

このシリーズの最新号は
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